4M562000

実験応力・ひずみ解析特論

Experimental Stress-Strain Analysis

開講部

大学院工学研究科 修士課程

開講学科

機械工学専攻

開講学年

1年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

特論

講義区分

講義
教授江角務

科目英語名称

Experimental Stress-Strain Analysis

授業内容

機械・構造物の安全性や機械の強度評価は,これらに要求される機能と健全性の確保とともに設計に最も必要とされる事項である。実験応力・ひずみ解析は,部材の各種の外力が負荷された場合,各部に生ずる応力・ひずみの大きさとその挙動・最大応力の発生位置などを実験的に把握するもので,部材の形状,寸法,使用材料の適否判定に役立ち,安全でしかも経済的な設計を可能にする。本特論では,応力集中学の基礎を強化し,応力・ひずみ測定のいろいろを紹介,主要な解析手法について講義する。特に,光学的手法(フォトメカニクス)について詳細に述べるとともに,破壊の力学についての基礎と最新のトピックスを取り上げ、実験破壊力学と非破壊検査およびその応用に発展させて解説する。

授業計画

1.実験応力・ひずみ解析の現状と設計への寄与
2.実験応力・ひずみ解析法の比較と手法の適用法
3.非破壊検査、「実験力学と計算力学」
4.応力・ひずみ測定の歴史とその将来(1)
5.応力・ひずみ測定の歴史とその将来(2)
6.フォトメカニクス(光弾性法)による応力解析の理論と実際(1)(2)
7.フォトメカニクス(光弾性法)による応力解析の理論と実際(3)(4)
8.フォトメカニクス(光弾性法)による応力解析の理論と実際(5)(6)
9.フォトメカニクス(光弾性法)による応力解析の理論と実際(7)(8)
10.フォトメカニクス(コースティックス法)による応力解析の理論と実際(1)
11.フォトメカニクス(コースティックス法)による応力解析の理論と実際(2)
12.破壊力学の基礎と最近のトピックス(1)
13.破壊力学の基礎と最近のトピックス(2)
14.課題、プレゼンテーション(1)
15.課題提出、プレゼンテーション(2)

評価方法と基準

課題提出70%(授業時に指示)プレゼンテーション30%(各一人々)を100点とし総合得点60点以上を合格とする。

教科書・参考書

参考書:「応力ひずみ解析」、菅野 昭・高橋 賞・吉野利男著、朝倉書店、「線形破壊力学入門」、岡村弘之、培風館、「破壊力学実験法」、国尾 武・中沢 一・林 邦彦・岡村弘之、朝倉書店、「フォトメカニクス」、高橋賞監修、山海堂、授業時に配布資料あり・適宜指示する。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Sat Feb 23 05:00:36 JST 2008