4M564000

実験破壊力学特論

Experimental Fracture Mechanics

開講部

大学院工学研究科 修士課程

開講学科

機械工学専攻

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

特論

講義区分

講義
教授江角務

科目英語名称

Experimental Fracture Mechanics

授業内容

実験応力・ひずみ解析特論に引き続いて講義する。実験的解析は単に材料の力学的挙動や機械的性質の実験的な解明,応力・ひずみ状態の実際的把握にとどまらず,理論解析の妥当性や数値解析の検証などにも活用され,以前にも増してこの実験応力・ひずみ解析の役割が重要視されている。材料強度評価法,特に非接触的に特異場の情報を用いる光弾性法やコースティックス法などの光学的手法(フォトメカニクス)に関する実験的研究およびその実際例についての国内外の文献を講読し,最近の研究について理解を深める。これらは,その取り組みの深度により異なる。

授業計画

1.実験破壊力学と非破壊検査
2.破壊事故と破壊力学、最近のトピックス
3.破壊力学入門(概要)
4.破壊力学入門、(1)き裂の力学
5.破壊力学入門、(2)破壊力学の考え方
6.破壊力学入門、(3)破壊力学の考え方、フォトメカニクスによる実験解析の紹介
7.破壊力学入門、(4)線形弾性破壊力学の基本概念
8.破壊力学入門、(5)応力拡大係数
9.破壊力学入門、(6)材料の塑性変形とおよびき裂先端での塑性変形
10.破壊力学入門、(7)き裂先端での塑性変形(続)
11.破壊力学入門、(8)材料の破壊およびフラクトグラフィ
12.破壊力学入門、(9)破壊力学のクリープ破壊への応用
13.破壊力学入門、(10)実験破壊力学のバイオメカニクスへの展開
14.課題、プレゼンテーション(1)
15.課題提出、プレゼンテーション(2)

評価方法と基準

レポート70%(授業時に指示)プレゼンテーション30%(各一人々)を100点とし総合得点60点以上を合格とする。

教科書・参考書

参考書:「破壊力学」、小林英夫、共立出版、「固体の強度」、中澤一、共立出版、「フォトメカニクス」、高橋賞他、山海堂、授業時に配布資料あり・適宜指示する。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Sat Feb 23 05:00:39 JST 2008