4M570000

計算力学特論1

Computational Mechanics 1

開講部

大学院工学研究科 修士課程

開講学科

機械工学専攻

開講学年

1年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

特修

系列区分

特論

講義区分

講義

清水史也

科目英語名称

Computational Mechanics 1

授業内容

計算力学分野の中で(固体)構造物の強度・振動特性の検証を主目的とする構造解析を主対象に幅広く学習する。有限要素法の基礎的な定式化から代表的な要素を扱い、応用例を紹介することで理解を深める。非線形有限要素法の基礎的なトピックス、今日広く利用されている主要な商用非線形有限要素法プログラムに関連した内容や、車両の衝突解析等に適用が広がっている陽解法有限要素法も対象とする。有限要素法を研究する学生・研究分野において有限要素法や計算力学に関心のある大学院生を対象とする。

授業計画

1.講義全般の説明と企業での計算力学の活用事例紹介
なお、本講義は企業に所属する3名(斎藤、首藤、清水)のスタッフのリレー形式とする。
2.汎用CAEソフトによる構造解析の体験実習と構造解析の基礎知識の復習
3.有限要素法の基礎 その1
4.同 その2
5.同 その3
6.ものづくりのための体系的工学設計その1
7.同 その2
8.同 その3
9.非線形構造解析の紹介(陽解法含む)
10.陽解法有限要素法の基礎
11.陽解法有限要素法の適用実習その1
12.同 その2
13.計算力学分野での並列計算
14.設計製造ソリューション展の見学(6月29日)

評価方法と基準

出席率とレポートにて評価。

教科書・参考書

教科書
特になし.
参考書
1.T.J.R.Hughes著,“Finite Element Method",Dover Publications,Inc,(2000)
2.久田,野口共著,「非線形有限要素法の基礎と応用」,丸善,(1995)

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Sat Apr 03 01:44:34 JST 2010