4M786000

流体制御工学特論

Fluid Power Control

開講部

大学院理工学研究科 修士課程

開講学科

機械工学専攻

開講学年

1年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

特修

系列区分

特論

講義区分

講義
教授川上幸男この授業の2010年度のアンケートを参照

科目英語名称

Fluid Power Control

授業内容

 流体制御システムは、自動車(サスペンション、パワーステアリング、4WS、ABS)、建設機械、産業用ロボット、各種自動機械、高層ビルの耐震装置等、多くの産業分野で応用されている.講義では、これら流体制御システムを構成する要素(機器)を取り上げ、その特徴・用途について紹介し、これらをシステムとして構成する場合の設計手法、システムの挙動を把握するための動特性解析・シュミレーション技法、さらに油圧制御システム、空気圧制御システム、機能性流体デバイス等の具体アプリケーション例を挙げながら制御系設計法などについて解説を加える。また、導入部において基本知識として不可欠な制御工学についても講義する。

授業計画

1.ガイダンス
2.制御工学(1)
3.制御工学(2)
4.制御工学(3)
5.油圧機器
6.油圧バルブの特性、油圧システム
7.油圧サーボ系
8.空気圧機器
9.絞り抵抗要素のモデル化、絞り抵抗容量系のシミュレーション
10.空気圧シリンダ駆動系のシミュレーション
11.速度制御系(メータアウト回路・メータイン回路)
12.空気圧駆動システムの設計手法
13.空気圧制御システム
14.車輌に使われる流体制御システム
15.機能性流体デバイス

評価方法と基準

課題レポートおよび試験により評価

教科書・参考書

プリントを用意する。

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合15%)

最終更新 : Fri Jul 01 07:23:09 JST 2011