都市環境の実態と最適なあり方を研究することにより,都市環境計画に寄与するコンセプトの形成と基礎データの集積をめざす。都市環境システムのモデル化と数値シミュレーション,都市環境の実態調査と統計数理解析,地形情報処理システムの応用など多様なアプローチで都市環境に関する研究を進める。
研究課題は下記のとおりである。
1.都市の水環境・エネルギー環境について,現地観測,資料解析,数値シミュレーションを通して,都市環境の最適なあり方を検討する。さらに物質代謝という観点から都市環境の総合的な把握をめざす。(守田)
2.住民との共同実測や住民意識アンケートを通じて住民主体の住環境改善活動を促進するプロジェクトの実践と住民支援手法の開発研究(三浦)