建築構造物を計画するには,構造物に作用する各種の外力を予測し外力に応じた構造物の挙動を把握することが必要である。
このためには,実構造物を適切なモデルに置換し,このモデルについて構造解析を行うことになる。
本講座では,各種の構造モデルについて構造解析理論とコンピュータを利用した計算手法を学修し,実験とコンピュータ・シミュレーションにより解析理論の適用限界を理解し,これらを通して建築構造計画の手法を修得する。
特別演習は,構造解析を中心にした構造計画・設計に関する手法を学習し,あわせてコンピュータによる情報処理システムの設計法を修得する。
特別実験は,上記のテーマに関連して実験を行い,実験結果とコンピュータ・シミュレーションから解析理論の限界を明らかにする。