建築を構成する材料とその施工に関する研究・開発分野である。
最近の主な研究対象は,「いかにして建築物の安全性や耐久性などの品質を確保するか」を目標においている。
例えば,鉄筋コンクリートの耐久性,高強度・高流動コンクリートの品質,非破壊評価法の構造物への適用とその実用化,建築生産の合理化,環境と材料設計などのテーマに取り組んでいる。
また,工学的な視点を変えて,材料・施工と文化との関わりを史的変遷をたどりながら考察を進めている。
特別演習は,1.文献講読:内外の関連文献の輪講 2.学会発表:研究成果の公表へ向けてのデータ解析・考察・論文作成,口頭発表,討論への参加 3.シンポジウム・講演会・ワークショップ等への参加 4.現場見学,研究所訪問等 5.文献・資料収集,ヒヤリング調査等 6.ゼミ合宿などを行い,教員と学生がそれらの成果についてディスカッションをする。
特別実験は,実験室実験,現場・工場実験等を行った上で、実験データの電算処理,プログラミング,発表等を行う。