近年の土木のビッグプロジェクトは,東京湾横断道路,本州四国連絡橋,ウォーターフロントの開発,大規模地下空間の開発等,厳しい環境下において鉄筋コンクリート構造物を建設する場合が増えている。したがって,より高性能(高強度、高耐久性等)な鉄筋コンクリート構造物の開発が望まれてきている。
本研究分野は,土木の鉄筋コンクリート構造物を構成するコンクリート,鉄筋,連続繊維補強プラスチック(FRP) 等の材料特性評価を行う。さらに,近年社会問題となりつつある鉄筋コンクリート構造物の劣化・損傷の機構の解明および構造物のセルフモニタリング技術等を学習する。大学院生は,教員と相談のうえ上記分野の範囲からテーマを選択して講義等を受ける。
特別演習:文献講読,学会口頭発表,研究所訪問,現場見学。
特別実験:実験室実験,現場実験。