5M360100

水工学研究

Hydro-Engineering/ Exercise 1

開講部

大学院工学研究科 修士課程

開講学科

建設工学専攻

開講学年

学年共通

開講時期

通年

単位数

1

単位区分

選択

系列区分

研究指導

講義区分

特別演習
教授菅和利

科目英語名称

Hydro-Engineering/ Exercise 1

授業内容

健全な水循環を基本にして,自然環境・生態系と河川構造物との関わり,水辺空間の整備,都市化と水循環の変化,水資源開発と保全,水防災等に関する研究分野である。国内に限らず,東南アジア諸国へも視点を広げた講義を行う。
主な研究テーマは以下である。
1.河川環境に関する研究 2.洪水と渇水対策についての研究 3.河道の水理に関する研究 4.都市化に伴う水循環の変化に関する研究 5.森林伐採に伴う流出機構の変化に関する研究 6.地下水収支に関する研究 7.衛星画像を用いた森林、水質状況の分析に関する研究 8.環境要素を資源とした流域経営の仕組み
特別演習では上記の研究テーマについて文献を調査し、課題についての発表、教員との討議を行なう。まとまった成果が得られた場合には学外に論文発表を行う。
特別実験は,室内実験,フィールド調査,見学会を通じて研究の進め方,問題の解決方法を学ぶと共に、幅広い知識が活用できるような訓練を行う。

評価方法と基準

水に関わる工学的な課題を広い視点で理解させることを目的としており、関連する課題を与え、文献調査あるいは現地調査を行ってレポート作成させ、これに基づいて討論を行う。自然現象として理解する能力、問題解決能力をこのレポート、発表で評価する。
評価の基準は自らの努力の度合いを重視し、成果のレベルの高さについては補足的な評価基準とする。

教科書・参考書

課題に応じて論文、資料を指定し、それらに関連する文献を自分で探す訓練も行う。
過去の論文検索は研究を行う際の出発点なので、懇切丁寧には指定しない。

関連科目

水圏環境特論は必ず受講すること

環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合30%)

最終更新 : Tue Feb 12 11:02:11 JST 2008