健全な水循環を基本にして,自然環境・生態系と河川構造物との関わり,水辺空間の整備,都市化と水循環の変化,水資源開発と保全,水防災等に関する研究分野である。国内に限らず,東南アジア諸国へも視点を広げた講義を行う。
主な研究テーマは以下である。
1.河川環境に関する研究 2.洪水と渇水対策についての研究 3.河道の水理に関する研究 4.都市化に伴う水循環の変化に関する研究 5.森林伐採に伴う流出機構の変化に関する研究 6.地下水収支に関する研究 7.衛星画像を用いた森林、水質状況の分析に関する研究 8.環境要素を資源とした流域経営の仕組み
特別演習では上記の研究テーマについて文献を調査し、課題についての発表、教員との討議を行なう。まとまった成果が得られた場合には学外に論文発表を行う。
特別実験は,室内実験,フィールド調査,見学会を通じて研究の進め方,問題の解決方法を学ぶと共に、幅広い知識が活用できるような訓練を行う。