5M556000

材料施工特論

Building Materials and Operations

開講部

大学院理工学研究科 修士課程

開講学科

建設工学専攻

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

特修

系列区分

特論

講義区分

講義
教授枝広英俊この授業の2010年度のアンケートを参照

科目英語名称

Building Materials and Operations

授業内容

建築材料及び建築施工法は、絶えず変化・発展を遂げている。まず、建築材料・施工研究の必要性を認識するために、その変遷と最近の実例を通じて問題点を把握するとともに研究方法を討論する。その上で、国土交通省や建材メ−カ−及び建設業界の取組みを取り上げ、その現状と問題点を整理する。
また、実際の工事管理を行うにあたっての基本事項を理解すると共に、事例・実例を通じた工事報告書などに基づいて研究を行う。それらの内容を総括した上で、今後の建築材料・施工に求められている課題・取組み等について展望する。
さらに、環境問題が大きく取り上げられている中で、環境と材料(建設廃材処理、リサイクル問題など)について考えると共に、ゼロエミッション化を目指した材料設計や施工計画のあり方等についても、調査結果に基づき言及する。

授業計画

1.はじめに−建築材料・施工研究の必要性と視点及び方法論
2.建設業の変遷、請負契約、建築生産システムの問題点の研究
3.材料科学及び建築施工法、建築材料の災害・事故等の事例研究
4.構造材料・仕上げ材料の諸性質と品質検査方法−現状と問題点
5.環境と材料−リサイクル,省資源・省エネルギー、新材料の研究
6.請負契約・請負制度の現状と問題点の研究
7.工事計画・工事管理(品質管理、安全管理、労務管理など)の実状研究
8.工事計画・工事管理(工程管理)・解体計画・建設廃材処理等の研究
9.各種建築躯体工事(コンクリ−ト工事)の実例研究
10.各種建築躯体工事(鉄筋・型枠工事)の実例研究
11.各種建築躯体工事(鉄骨工事)の実例研究
12.最近の仕上げ材料と施工法の事例研究
13.各種建築工事, 新しい建築施工法と事例研究
14.結び−将来の材料・施工技術研究と展望
15.レポ−トの発表と討論

評価方法と基準

レポ−ト(2回程度)の内容と、その発表・討論により評価する。また、出席点および小テスト等も参考として評価する。

教科書・参考書

スライド、OHP、配布資料による。

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合15%)

最終更新 : Fri Jul 01 07:23:22 JST 2011