6D460000

音環境制御特論

Active Control System for Reduction of Acoustical and Vibration Signals

開講部

大学院理工学研究科博士(後期)課程

開講学科

地域環境システム専攻

開講学年

1年次

開講時期

前期又は後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

特論

講義区分

講義
教授柴山秀雄

科目英語名称

Active Control System for Reduction of Acoustical and Vibration Signals

授業内容

快適音環境を目指した環境場の構築を実行する場合,工学的手法では音や振動の生成方程式と観測方程式で記述した状態空間モデル を基本に目標値に近づける信号処理を行っている。信号処理過程で得たパラメータ を用いて,ディジタル 制御を実現するが,処理の汎用性とロバスト性を重視したシステムでなければならない。音響・振動工学の知識,環境のシステム関数の計測と同定法,音場創生技術, ディジタル 信号,予測手法等は音環境制御を行う上で基礎知識となり,これらの手法を用いて制御システムを構築するとともに,快適音環境アセスメントに向けて実用研究を行うことを目標にしている。「LMS,学習同定法,カルマンフィルタ等の適応制御」,「環境場の複雑性の評価としてのカオス ,自己相似性の導入」,「環境教育としてのサウンド・スケイプ 手法」,「環境影響評価法の理念と騒音・振動の予測手法」,「多変複合型へ推移していくパラメータ の計測法の研究」等が課題になる。

評価方法と基準

課題レポート(50点)と実験レポート(50点)の総合点100点の60%以上を合格点とする。

教科書・参考書

(1)関係学会論文誌からの論文を参考

関連科目

特にない

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合20%)

最終更新 : Sat Nov 26 10:19:51 JST 2011