波動情報処理システム特論

ソナーやレーダー、医用超音波診断装置などでは、音波や電波の運んでくる情報をもとに、観測対象の位置や速度を推定している。これらのシステムの基本原理には共通点も多いが、実際のシステムでは観測対象の性質を考慮した信号処理が行われている。観測対象の大きさも、用いる波も異なるこれらのシステムの、何が共通で、何が異なるのか。また観測対象の性質が、信号処理にどう反映されているのが、といった観点で議論を展開する。

1．	ガイダンス、医用超音波の概要。
2．	音波の基礎。
3．	波動方程式（１）
4．	波動方程式（２）
5．	放射音場の計算法
6．	生体内の超音波伝搬
7．	医用Ｂモード画像の生成法
8．	ターゲットモデルの推定法
9．	音波を用いた他の計測法の研究例（海洋における計測など）
10．	課題相談日
11．	超音波ドプラ法
12．	超音波ドプラ法による生体内の血流速推定
13．	超音波パルスドプラ法におけるエイリアシング問題
14．	超音波ドプラ法に関する最近の研究例
15．	ドプラレーダ

開講部	大学院理工学研究科　修士課程
開講学科	電気電子情報工学専攻
開講学年	1年次
開講時期	前期
単位数	2
単位区分	特修
系列区分	特論
講義区分	講義

1M816000

科目英語名称

授業内容

授業計画

評価方法と基準

教科書・参考書

環境との関連