1M657000

電磁界解析特論

Numerical analysis of electromagnetic field

開講部

大学院理工学研究科 修士課程

開講学科

電気電子情報工学専攻

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

特修

系列区分

特論

講義区分

講義
教授下村昭二この授業の2010年度のアンケートを参照

科目英語名称

Numerical analysis of electromagnetic field

授業内容

熱伝導、電磁波伝播、構造物の応力分布、電磁界における電界、磁界などは、2次元または3次元の広がりを持つ分布となる。このような場における現象を、コンピュータ数値解析を応用して解く方法に有限要素法(Finite Element Method)がある。本講義では、電磁界の現象解析に焦点をあて、
 ・電磁界の有限要素化理論
 ・有限要素解析に必要なコンピュータ数値解析技術
 ・解析事例(ACモータ、リニアアクチュエータなど)
について修得することができる。

授業計画

1.電磁界の支配方程式1(直流場の方程式)
2.電磁界の支配方程式2(時間依存場の方程式)
3.有限要素法の概要(基本的は考え方と計算手順)
4.変分法と汎関数1/2
5.変分法と汎関数2/2
6.変分法による二次元場の解析1/2
7.変分法による二次元場の解析2/2
8.境界条件(固定境界条件、周期境界条件)
9.大次元マトリクスの解法
10.非線形問題の解法1/2
11.非線形問題の解法2/2
12.高次有限要素の補間関数
13.解析事例の紹介と解説1
14.解析事例の紹介と解説2
15.解析事例の紹介と解説3

評価方法と基準

(1)評価方法
課題レポートにより評価
(2)合否基準
各レポートを50点満点とし合計で評価する。
(課題1レポート:50点満点)+(課題2レポート:50点満点)=100
総合得点が60%以上を合格とする。

教科書・参考書

教科書:講義資料を配布する。
参考書:「電気工学の有限要素法」森北出版

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Fri Jul 01 07:23:49 JST 2011