1M711000

通信計測フォトニクス特論

Photonics in communication system measurement

開講部

大学院理工学研究科 修士課程

開講学科

電気電子情報工学専攻

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

特修

系列区分

特論

講義区分

講義
教授堀口常雄この授業の2010年度のアンケートを参照

科目英語名称

Photonics in communication system measurement

授業内容

今日,データの高速・大容量伝送は、光通信システムにより実現されている。その主要部品である、光ファイバや半導体レーザ、光検出器などは、フォトニクスにその技術的基礎をおいている。そのため,光通信システムの性能評価には,フォトニクスが重要な役割を果たす。
本特論では、フォトニクスの中から、最新の技術動向を見据えながら、将来の光通信システムと、その信号伝送媒体である光ファイバの性能評価に必要な要素技術を選び出して講義する。また,試験・評価のシステム化技術についても論じる。
光ファイバを中心として、光通信システムの評価に必要な古典光学、非線形光学などの基本を理解し、それを自らの専門分野に生かすための技術的知識を習得することを達成目標とする。

授業計画

1.ガイダンス
2.光の伝搬
3.光ファイバの基本特性
4.NFP法
5.RNF法
6.FFP法
7.損失の測定
8.帯域の測定
9.波長分散の測定
10.偏波分散の測定、干渉法
11.偏光の表示
12.ポアンカレ球法
13.JME法、固定アナライザ法
14.非線形特性関連パラメータの測定
15.試験・評価のシステム化技術

評価方法と基準

レポート提出(第1回50%、第2回50%)

教科書・参考書

【参考書】佐藤 登 監修、「IT時代を支える光ファイバ技術」、電子情報通信学会

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Fri Jul 01 07:23:54 JST 2011