2M250100

環境材料研究

Environmental Materials/ Exercise 1

開講部

大学院理工学研究科 修士課程

開講学科

材料工学専攻

開講学年

学年共通

開講時期

通年

単位数

1

単位区分

特修

系列区分

研究指導

講義区分

特別演習
教授今井八郎

科目英語名称

Environmental Materials/ Exercise 1

授業内容

環境材料とは環境と調和し,人間生活に豊さをもたらす材料の総称である。将来は,人間が関わる地球環境が今より厳しくなってくることが予想される。そのような状況に対応する材料の開発が必要となってくる。本研究では材料の耐環境性について研究・実験を行う。材料といっても非常に広範囲に渡るので金属材料について,ある特定の環境中ではどのような挙動を示すかを中心に研究をすすめる。また特定の環境を限定した場合にどのような材料が有効であるかを新材料の開発を含めた研究を行いたい。具体的には新しい耐食・耐酸化材料の開発,地球環境保全のための金属材料,Cu,Tiなど環境適応性,アモルファス材料の諸特性の検討などである。また非鉄材料研究では主にAl合金の諸性質の研究、アモルファス材料の製作及び諸性質の検討を行なっている。
環境材料研究の最近のテーマは以下のとおりである。
1.天然ガスパイプライン鋼材の耐環境性
2.酸性雨中でのPb−Sn合金の腐食挙動
3.外装用Al建材の腐食挙動に及ぼす加工の影響
4.給水栓銅合金の脱亜鉛腐食について
5.加熱用ヒーターの表面処理と腐食特性
6.Ti系生体材料の検討
7.航空機用耐熱合金の諸性質の検討
8.ステンレス鋼の塩化物水溶液中での局部腐食について

評価方法と基準

学会への研究報告及び日常の研究姿勢

教科書・参考書

外国学会誌“Corrosion”“Materials Performance”などの最新号の抜粋

関連科目

環境材料特論

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合10%)

最終更新 : Sat Nov 26 15:42:29 JST 2011