2M700000

環境材料特論

Advanced Environmental Materials

開講部

大学院理工学研究科 修士課程

開講学科

材料工学専攻

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

特修

系列区分

特論

講義区分

講義
教授今井八郎この授業の2010年度のアンケートを参照

科目英語名称

Advanced Environmental Materials

授業内容

環境材料とは,環境と調和し,人間生活に豊さをもたらす材料の総称である。将来は,人間がかかわる地球環境が今より厳しくなってくることが予想される。そのような状況に対応する材料の開発が望まれる。本来の材料開発の目的である機能性,経済性を重視しつつ環境との調和,環境の保護が重要である。環境と材料のかかわりは無限であり,問題も多い。ここでは材料のなかでも工業材料として重要な地位を占める金属材料について,そのおかれた環境中でどのような挙動を示すか。またどのような対応によって環境被害が防げるかを理論的かつ実例を示して論じる。

授業計画

1.金属材料と環境
2.腐食環境とその電気化学
3.耐食材料とその諸問題
4.エコマテリアルとは
5.環境保全型(エネルギー関連材料)
6.環境問題解決型(環境保全型A)
7.環境調和型(環境保全型B)
8.地球温暖化
9.ゴミ処理とダイオキシン問題
10.環境ホルモン
11.リサイクルと環境問題のまとめ
12.防食設計、対策
13.環境材料に関する外国文献の要約(1)
14.環境材料に関する外国文献の要約(2)
15.試験

評価方法と基準

平常点(20点)論文課題提出(40点)試験(40点)

教科書・参考書

外国文献,研究報告などにより行う。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Fri Jul 01 07:24:12 JST 2011