3M770000

生物化学特論1

Biological Chemistry 1

開講部

大学院理工学研究科 修士課程

開講学科

応用化学専攻

開講学年

1年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

特修

系列区分

特論

講義区分

講義
教授浦野四郎

科目英語名称

Biological Chemistry 1

授業内容

生体の恒常性は巧妙な制御の機構で保たれている。この制御機構がバランスを崩すと生理機能が低下し多くの疾病が発現する。この機能減退の要因の一つは生体に発生する活性酸素が、生体のあらゆる部分を攻撃して傷害を与えるためであると考えられている。ここでは生体酸化の原因物質である活性酸素の発生の原因とその防御の機構について、以下の実施計画に従って時間にとらわれず幅広く詳細に学ぶ。

授業計画

1.活性酸素・フリーラジカルの化学
2.どういう原因で生体中に発生するか?
3.生体のどこを攻撃して傷害を起こし、どんな分子が変性するか?
4.どのような臓器にどのような機能障害を引き起こすか?
5.引き起こされる機能障害のメカニズム
6.どのようにして生体は活性酸素の害から防御しているか?
7.老化の活性酸素・フリーラジカル説
8.抗酸化物質は疾病や老化を予防することが出来るか?
9.学んだことの理解度を深める為の各自のプレゼンテーション
10.国内外の著名な研究者による特別セミナー(英語を含む)

評価方法と基準

レポート(70%)、プレゼンテーション(30%)にて評価

教科書・参考書

プリント配布
【関連科目】生物化学特論2

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Sat Nov 26 15:42:37 JST 2011