3M534000

生体化学工学特論

Chemical Engineering

開講部

大学院理工学研究科 修士課程

開講学科

応用化学専攻

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

特修

系列区分

特論

講義区分

講義
准教授吉見靖男この授業の2010年度のアンケートを参照

科目英語名称

Biochemical Engineering

授業内容

 肺、腎臓、肝臓をはじめとする臓器は、小型の化学プラントと見ることができる。したがって生体臓器の機能を代行する人工臓器の設計に、化学工学が重視されるのは、極めて自然である。ただし複雑系である生体を対象とするため、やや特殊な方法論が必要とされる。
本科目では、人工臓器(人工肺、人工腎臓など)の設計を通して、化学工学と生体について同時に理解を深める。

授業計画

1.はじめに(医学と化学工学)
2.体液
3.物質と熱の移動(1)
4.物質と熱の移動(2)
5.物質と熱の移動(3)
6.人工膜による移動過程(1)
7.人工膜による移動過程(2)
8.人工膜による移動過程(3)
9.エンジニアのための肺と腎の生理学(1)
10.エンジニアのための肺と腎の生理学(2)
11.人工肺(1)
12.人工肺(2)
13.人工腎臓(1)
14.人工腎臓(2)
15.試験

評価方法と基準

試験50% レポート50%

教科書・参考書

吉田文武・酒井清孝「化学工学と人工臓器」共立出版

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合 5%)

最終更新 : Fri Jul 01 07:24:21 JST 2011