8M100200

MOT基礎論 1

Dynamics of Techno-Economic System 1

開講部

専門職大学院工学マネジメント研究科

開講学科

工学マネジメント専攻

開講学年

学年共通

専門領域

技術・産業論

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

講義

講義区分

基本
講師児玉文雄

キーワード

戦略
戦術
死の谷
ビジネスモデル
一般目的技術

授業の概要

 MOTというディシプリンが成立するための前提条件を

1)技術はマネジメントの産物である
2)経営の本質はエンジニアリングである
3)新規産業は技術利用の体系化が創出する

の3条件で定式化して、事例分析と定量分析を組み合わせて、MOTの基礎を学習する。

授業計画

第1回.技術はマネジメントの産物:MOTのルーツ
第2回.「戦術」から「『戦略』へ
第3回.戦略の重要性に気付かなかったゲノム計画
第4回.戦略立案のための制度設計
第5回.経営はエンジニアリング:MBAからMOTへ
第6回.「死の谷」問題
第7回.技術転換のマネジメント
第8回.中間試験
第9回.新規産業は技術利用の体系化が創出する:技術利用における革新性
第10回.コマーシャル・ラジオ放送の誕生:ビジネスモデルの原型
第11回.集積回路産業の創出システム
第12回.一般目的技術(GPT)の事例分析:「光触媒」の発見・開発・普及
第13回.GPTの定量分析:プリンタとパソコンの普及分析
第14回.ポスト・モダン文化での産業創出:インターネットの紆余曲折
第15回.最終試験

評価方法と基準

クラスにおける発言回数とその内容(30%);中間試験(20%);最終レポート(50%)

テキスト

児玉文雄著:「技術経営戦略論」(オーム社、2007)

履修条件

特になし

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合 5%)

最終更新 : Sat Nov 26 15:42:58 JST 2011