8M101000

国際開発マネジネント

Oversea Project Management

開講部

専門職大学院工学マネジメント研究科

開講学科

工学マネジメント専攻

開講学年

学年共通

専門領域

環境・エネルギー

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

講義

講義区分

発展
講師藤田和男

キーワード

エネルギープロジェクト、国際協力学、
技術マネジメント、ODA(政府開発援助)、
JAICA、JETRO、技術移転、
エネルギー資産買収とM&A
技術監査、ナレッジマネジメント手法、

授業の概要

先ず世界と日本の貿易動向と直接投資を概観する。21世紀に大きな成長が予測される中国の経済情勢とエネルギー動向を専門家から聴く。わが国の国際協力の意義と責務を学び、各々の実務機関から専門家を特別講師として招き現場の事例に触れる。後半は、わが国の企業の海外エネルギー開発プロジェクトやわが国の公益法人が海外の大学や研究機関と協力して実行した国際共同研究コンソーシアムの事例を参考に必要な「国際技術マネジメント」の手法を学ぶ。現場の専門家による事例研究(ケーススタディ)通じてわが国の技術戦略を討論(デベート)して技術マネジメントの問題点と改善策を探る。外資系企業のマネジャー経験者に特別講義をお願いし、雇用契約、給与、勤務評価、Job Description、技術監査、ナレッジマネジメント手法などを学習する。

授業計画

第1回.国際技術マネジメントとは?(オリエンテーション)
第2回.世界と日本の貿易・投資概観とエネルギー情勢
第3回.近年の中国の経済台頭とエネルギー動向
第4回.外務省のODA(政府開発援助):その歴史と仕組み
第5回.国際協力ボランティア:国際協力機構(JAICA)の仕事
第6回.国際協力銀行(JBIC)の仕事:プロジェクトファイナンス
第7回.日本貿易振興機構(JETRO)の仕事:産油国への技術移転
第8回.わが国の石油開発と需給の歴史(石油危機から30年)
第9回.石油開発事業の特性、鉱区利権の種類、油田資産買収
第10回.石油公団の出資・融資および債務保証等の支援
第11回.アブダビにおけるわが国石油開発会社の技術マネジメント
第12回.エネルギー界の多国籍企業のナレッジマネジメント手法
第13回.経産省のMH21プロジェクトのメタンハイドレート国際共同研究
第14回.講義のまとめ:学生間で討論、意見交換、レポート課題の出題

評価方法と基準

レポート課題を講義の中間と最終段階に2題出す。これに出席点も加味して評価

テキスト

(現在検討中)

履修条件

特になし

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Sat Nov 26 15:43:00 JST 2011