8M200200

地球環境・エネルギー論

Geo-Environment & Energy Strategy

開講部

専門職大学院工学マネジメント研究科

開講学科

工学マネジメント専攻

開講学年

学年共通

専門領域

環境・エネルギー

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

講義

講義区分

基本
講師藤田和男

キーワード

エネルギー学、一次エネルギー、
地球環境問題、3Eトリレンマ、
石油資源論、天然ガス利用、
非在来型未来エネルギー、循環型社会、
省エネ、リサイクリング、LCA手法

授業の概要

MOT工学マネジメント的視点から21世紀の資源枯渇・有限地球観から懸念されるエネルギーの安定需給と持続的経済成長を求める3Eトリレンマをどう乗り越えるか? 学生と共に考える。
先ず、地球科学と環境問題を理解する。次に新しい「エネルギー学」の工学的基礎をレヴューする。講義半ばで、学生には調査型課題を出し、各自が収集した資料・データを分析し「2030年の日本のエネルギー需給構成、CO2予測」のレポートを提出させる。
また、IEAのWorld Energy Outlookの原書和訳、プレゼンを課し
プリントやOHP、pptを織り交ぜたセミナー型講義である。

授業計画

第1回.プロローグ(授業科目オリエンテーションの中で)
第2回.1 地球46億年の歴史と石油資源の揺籃
第3回.  天然ガス資源の現状とポテンシャル
第4回.2 エネルギー工学と経済入門
第5回. 2.1 エネルギーの工学基礎と価格とコスト
第6回. 2.2 世界のエネルギー利用状況と将来展望
第7回. 2.3 わが国のエネルギー需給と地球環境
第8回.3 エネルギー資源 3.1 石炭 3.2 石油 3.3 天然ガス
第9回.原書和訳プレゼン:IEA World Energy Outlook 2003
第10回. 3.4ウランと原子力 3.5自然エネルギー 3.6バイオマス
第11回. 3.7未来型エネルギー(メタンハイドレート資源に挑戦)
第12回.4 地球環境問題と対策4.1地球規模の問題 4.2地球温暖化
第13回.4.3酸性雨 4.4 オゾン層破壊 4.5砂漠化 4.6 海洋汚染
第14回.4.7 持続可能な開発 4.8 京都議定書の国際的取り組み
第15回.4.9 地球温暖化対策技術

評価方法と基準

出席点:30%,原書和訳プレゼン:30%, 調査型演習のレポート:40%

テキスト

(1)「現代エネルギー・環境論」エネルギー教育研究会編著、エネルギーフォーラム
(2)「資源エネルギー論」新田義孝著、慶応義塾大学出版会(株)

履修条件

特になし

環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合30%)

最終更新 : Sat Nov 26 15:43:02 JST 2011