プログラミング言語特論

プログラミング言語はコンピュータを使う道具として、その誕生と共に登場し、以来半世紀を経ていまだに発展し続けている。今日、どのような考え方に基づいてプログラムを記述するかを示す指針には多くの種類があり、プログラミング自身もそれにつれて、コンピュータの動作原理を直接的に反映したものから、より抽象度の高いものまで多様である。
プログラミング言語がよって立つ基盤を知ることは、その特質を知り、プログラミング言語を体系的にとらえる上で重要なことである。この授業においてはプログラミング言語の基盤について学んでいくと共に、さまざまなプログラミング言語を比較検討することを通じてわれわれがプログラミング言語に求めているものを体験的に明らかにすることを目的とする。