3M384000

環境分析化学特論1

Topics of Environmental Analytical Chemistry I

開講部

大学院工学研究科 修士課程

開講学科

応用化学専攻

開講学年

1年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

特論

講義区分

講義
准教授正留隆

科目英語名称

Topics of Environmental Analytical Chemistry I

授業内容

イオン・分子の選択的検出や分離などの目的には種々の広義の意味での有機試薬が用いられる。ここでは、これらの分析試薬および分析試薬を用いた分析法について解説する。2相界面(固液界面)を利用する分析法についても述べる。また、フローインジェクション分析法およびキャピラリー電気泳動およびこれらに関連が深く近年活発に研究されているμ-TASについても解説する。

授業計画

1.有機試薬
2.ホスト・ゲスト化学とイオン選択性電極
3.酵素とバイオセンサ
4.抗体を用いる分析法
5.溶媒抽出法と固相抽出法
6.実験室の自動化
(フローインジェクション分析法)
7.高速液体クロマトグラフ法とキャピラリー電気泳動法
8.μ-TAS (miniaturized total analysis system)

評価方法と基準

レポート80%(最終授業時に指示)、授業中のプレゼンテーション(20%)の総合得点を100点とし、総合得点60点以上を合格とする。なお、5回以上欠席すると単位の取得は認められない。

教科書・参考書

教科書:資料を配布する。
参考書:化学入門シリーズ7 分析化学/梅澤喜夫著/丸善、膜と界面 新しい分析法のメディア/日本分析化学会北海道支部編/学会出版センター、Analytical Chemistry 6th Ed./G. D. Christian/Wiley, Analytical Chemistry/R. Kellner ed. / Wiley-VCH, 学部で用いた分析化学、物理化学、電気化学の教科書など

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合15%)

最終更新 : Tue Feb 12 11:12:28 JST 2008