現在,CAD/CAMシステムと呼ばれているものは,CADデータをNCデータに自動変換するシステムである.真に,設計過程と製造過程を統合的に運用システムは,NCデータ作成だけでなく,材料,製品形状,生産量,環境影響などを考慮した加工法の決定,工程順序の決定,使用機械の決定,治具・取付具の選択など多様な作業が存在し,これらの作業全体のコンピュータ支援が不可欠である.授業では,コンピュータ援用工程設計システムの開発について論述する.主たる授業項目は次のとおりである.
1.一般設計学
2.製造フィーチャ認識方法論
3.自動工程設計システム開発方法論
4.コンカレントエンジニアリング
5.Computer Aided Manufacturing