8M202700

建設マネジメント論

Building Construction Management

開講部

専門職大学院工学マネジメント研究科

開講学科

工学マネジメント専攻

開講学年

学年共通

専門領域

環境・エネルギー

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

講義

講義区分

基本
教授池田將明

キーワード

CM、D&B、パートナリング
経審、WTO、SPC、ファイナンス
BOD/PFI/PPP、リアルオプション
PMBOK、P2M、CPM
リスクマネジメント、ボンド

授業の概要

 建設産業は、産業活動に必要不可欠な社会インフラを構築し、人々に良好なアメニティを提供する重要な役割を担っている。バブルが崩壊し、公共投資が抑制されている現在でも、我が国における主要な産業の一つである。建設マネジメント論とは、このような建設事業に関するマネジメント的な諸課題を把握し、その本質を考える学問といえる。
 本講義では、建設事業に直接的に関わる企業および官庁の管理者、もしくは、建設産業の現状に興味を持つ者を対象として、建設事業を実施する上で重要となる様々な制度や法規を解説し、海外の事例なども用いてその本質を議論する。また、プロジェクトマネジメントの考え方や手法に関しても解説し、理解を深める。

授業計画

第1回.ガイダンス
第2回.建設産業と諸課題
第3回.建設事業の契約方式(1)海外でのCM、D&B
第4回.建設事業の契約方式(2)国内のケーススタディ
第5回.我が国における諸制度 ※経審、WTOetc.
第6回.建設業経営に係わる法体系
第7回.建設リスクと保証制度 ※ボンド、QA
第8回.課題発表と討議(1)
第9回.コンセッション方式 ※BOTやPFI/PPP
第10回.我が国におけるPFI/PPP ※事例研究
第11回.建設事業スキームの構築法 ※SPC、ファイナンス
第12回.建設事業の価値評価法 ※DCF、リアルオプション
第13回.プロジェクトマネジメン ※PMBOK、P2M
第14回.PMツールを用いたプロジェクト管理

評価方法と基準

レポートと討議内容

テキスト

プリント配布
【参考図書】
池田將明著『建設事業とプロジェクトマネジメント』森北出版
池田將明著『PMSを用いたプロジェクト計画入門』森北出版

履修条件

特になし

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合10%)

最終更新 : Sat Nov 26 15:43:41 JST 2011