1M520000

機能材料工学特論

Functional Material Engineering

開講部

大学院理工学研究科 修士課程

開講学科

電気電子情報工学専攻

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

特修

系列区分

特論

講義区分

講義
准教授山口正樹この授業の2010年度のアンケートを参照

科目英語名称

Functional Material Engineering

授業内容

 「機能材料」は,その機械的,化学的,光学的,電気的などの性質を利用することにより,高度な機能を発現する.そのため,半導体集積回路,微小電気機械システム,新規メモリデバイス,光学デバイスの実現など,さまざまな用途への応用が期待されている.
 本特論では,とくに誘電材料と磁性体材料に注目し,それら材料がもつさまざまな機能発現の基礎理論について説明する.また,各種デバイスへの応用,薄膜形成法について概説することにより,機能材料を種々応用できる素養を養うことを目的とする.

授業計画

1.機能材料の位置づけ
2.強誘電体の基礎,強誘電体の一般論
3.強誘電体材料およびデバイス設計と製造プロセス
4.半導体メモリの現状と誘電体材料(1)
5.半導体メモリの現状と誘電体材料(2)
6.焦電材料と温度・赤外線デバイス
7.圧電材料の基礎と圧電デバイス(1)
8.圧電材料の基礎と圧電デバイス(2)
9.電気光学効果,透明電気光学セラミクス
10.PTC効果および複合材料
11.スピントロニクス(1):磁性材料の基礎
12.スピントロニクス(2):磁性半導体
13.スピントロニクス(3):磁気抵抗効果
14.スピントロニクス(4):不揮発性磁気メモリ
15.将来展望

評価方法と基準

レポート(授業最終週に提出):100%.

教科書・参考書

適宜指示する.

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合20%)

最終更新 : Fri Jul 01 07:24:58 JST 2011