1M522000

センサ工学特論2

Sensor Engineering 2

開講部

大学院理工学研究科 修士課程

開講学科

電気電子情報工学専攻

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

特修

系列区分

特論

講義区分

講義
准教授齋藤敦史この授業の2010年度のアンケートを参照

科目英語名称

Sensor Engineering II

授業内容

センサは生物の持つ感覚器官に相当するものである。この人工感覚器官は我々の生活を豊かにする為、あるいは我々を危険から守る為に多くの電子機器に組み込まれている。これら電子機器が目的の機能を発揮するためにはセンサのみならず、センサから得られた情報を適切に処理する技術が重要となる。
本講義では、センサ工学特論Iに続き、センシング技術の解説を行うとともに、センサ情報処理技術を中心に解説する。

授業計画

1.五感センサ1(五感を代行する物理センサの紹介)
2.五感センサ2(五感を代行する化学センサの紹介)
3.センサ情報の統合(センサフュージョン)
4.多変量解析1(主成分分析)
5.多変量解析2(重回帰分析)
6.多変量解析3(判別分析)
7.多変量解析4(多変量解析の応用例)
8.時系列信号の解析1(フーリエ変換,短時間フーリエ変換)
9.時系列信号の解析2(ウェーブレット解析)
10.時系列信号の解析3(時系列信号解析の応用例)
11.人工ニューラルネットワーク1(ニューロンからニューラルネットワークへ)
12.人工ニューラルネットワーク2(誤差逆伝搬学習法)
13.人工ニューラルネットワーク3(自己組織化地図)
14.感性情報処理1(センサ信号から感性情報へ1)
15.感性情報処理2(センサ信号から感性情報へ2)

評価方法と基準

レポート(授業期間中に2回)によって評価(100%)

教科書・参考書

・森泉豊栄,中本高道 共著,“センサ工学”,昭晃堂
・都甲 潔,宮城 幸一郎 共著,“センサ工学”,培風館

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Fri Jul 01 07:25:01 JST 2011