数値解析特論

解析はあらゆる工学の分野において重要な位置を占めています．
解析はほとんどの場合，対象を数学モデルに置き直し，
その数学モデルを解くことによって行われます．
解析対象が大規模複雑な場合にはもはや人間による解析は困難であり，
計算機を用いることになります．
本講義では，簡単な自然現象を題材にして，
それらを解析するための基本的な技術を学ぶことによって，
様々な分野で用いられているシミュレータの原理と
数値計算誤差の与える影響を理解することを目的にしています．

1．	本講義の概要
2．	万有引力と多体問題の概論
3．	現象と相空間の対応
4．	食物連鎖とロトカボルテラ方程式の概論
5．	カオス現象解析の概論
6．	計算誤差の社会に与える影響
7．	自動微分法とその応用
8．	ホモトピー法
9．	区間解析
10．	線形計画法
11．	最密充填問題と計算機援用証明
12．	クラスタリングと最適化問題との関係
13．	数値計算誤差解析概論
14．	数値解析の現状と精度保証付き数値計算
15．	本講義のまとめ

開講部	大学院工学研究科　修士課程
開講学科	電気電子情報工学専攻
開講学年	1年次
開講時期	前期
単位数	2
単位区分	選択
系列区分	特論
講義区分	講義

1M521000

科目英語名称

授業内容

授業計画

評価方法と基準

教科書・参考書

環境との関連