6D260000

マイクロ輸送現象特論

Microscale Transport Phenomena

開講部

大学院工学研究科博士(後期)課程

開講学科

地域環境システム専攻

開講学年

1年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

特論

講義区分

講義
准教授小野直樹

科目英語名称

Microscale Transport Phenomena

授業内容

[授業内容]
熱や物質の輸送現象に関する研究は近年微視的な現象もその対象とし、その独特な視点や考察手法が発展し確立されつつある。本講義では基礎的な知識や基礎理論を踏まえて、それらを応用した具体的な事例や手法を中心に解説する。

1.連続体としてのマイクロ輸送現象論:総論
2.表面張力現象の基礎理論について
3.温度差マランゴニ効果
4.濃度差マランゴニ効果
5.ミニ・マイクロチャンネル内での気液二相流
6.表面張力の測定法について
7.ウィルヘルミ法とシュレーディンガー法
8.表面張力と表面波動の理論
9.課題レポートのプレゼンテーション1
10.分子レベルからのマイクロ輸送現象論:総論
11.気体分子運動論とマックスウエル分布について
12.ボルツマン輸送方程式と格子ボルツマン法について
13.分子動力学法について
14.分子動力学法の基礎演習
15.課題レポートのプレゼンテーション2

評価方法と基準

与えた課題についてのプレゼンテーション30%と、レポート内容70%とし、総合得点率が60%以上を合格とする。

教科書・参考書

必要な資料は授業で配布する。

関連科目

大学院修士課程向けの講義(マイクロ輸送現象特論)を履修しておくことが望ましい。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Tue Feb 12 11:20:29 JST 2008