8M103800

社会システム科学論

Social Systems Science

開講部

専門職大学院工学マネジメント研究科

開講学科

工学マネジメント専攻

開講学年

学年共通

専門領域

経営・管理

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

講義

講義区分

発展
教授堀内義秀

キーワード

社会システム科学
理想化設計
社会システム・ナビゲーション
問題の発展的解消
参考投影

授業の概要

 企業システム,地球環境問題など,複雑な社会システムを理解し,その問題の本質を捉えて創造的に解消するための社会システム科学の概念,およびその実践的な手法を学びます。具体的にはエイコフの理想化設計や,堀内の社会システム・ナビゲーションなどの手法を,ディスカッションや発表,ケース,レポートなどによって学び,今後の技術経営などに活かせるようにするのが狙いです。基本的には,システム的な思考能力と論理的な表現力を身につけるために,どんどんレポートを書き,発表,ディスカッションをするタイプの授業です。履修者数や課題の進捗状況によっては,履修者と協議の上,課題の数や日程を変更することがあります。

授業計画

第1回.4/12 授業の狙い,内容,課題などの説明
第2回.4/19 社会システム科学とは
第3回.4/26 ケース(グループ課題)の第1段階:状況把握
第4回.5/10 問題解決の4つのアプローチ: Inactivism (静観主義)
第5回.5/17 ケースの第1段階の続き
第6回.5/24 Reactivism (回顧主義)
第7回.5/31 ケースの第2段階:参考投影と問題の本質の把握
第8回.6/ 7 Preactivism(未来先取り主義)
第9回.6/14 ケースの第2段階の続き
第10回.6/21 Interactivism(理想化設計)
第11回.6/28 ケースの第3段階:理想像の策定と問題の発展的解消
第12回.7/ 5 社会システム・ナビゲーション
第13回.7/12 ケースの第3段階の続き
第14回.7/19 ケースの第3段階の発表
第15回.7/26 ケースの発表とディスカッション

評価方法と基準

グループ課題 100% (予定)

テキスト

ラッセル・L・エイコフ著,川瀬武志,辻新六訳,『問題解決のアート』建帛社,1983.

履修条件

特にありません。

環境との関連

環境行動促進科目

最終更新 : Sat Nov 26 15:44:11 JST 2011