2008年度休講

3M813000

応用電気化学特論1

開講部

大学院工学研究科 修士課程

開講学科

応用化学専攻

開講学年

1年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

特論

講義区分

講義
准教授今林慎一郎

科目英語名称

Application Aspects of Electrochemistry 1

授業内容

 この授業では、学部3年で学習した電気化学の基本事項や応用例をさらに掘り下げて学習、理解することを目的としている。初めの1/3で学部レベルの電気化学を復習して基本事項の理解を確かなものにすると同時に、学部の授業では詳しく説明しなかった電気化学反応が起こる場である電極|電解質界面についてより詳細に学習する。中1/3では固体高分子形燃料電池やLiイオン電池を中心に各種電池について、後1/3では生物電気化学および生物燃料電池について学部より深く学習する。
 教員から学生への一方通行の授業ではなく、双方向すなわち輪講形式の授業を行うことにより、学生の授業への積極的な参加を促す。

授業計画

1.授業の方針と概要の説明
2.電気化学の基礎(1)
3.電気化学の基礎(2)
4.電気化学の基礎(3)
5.電極|電解質界面(1)
6.電極|電解質界面(2)
7.実用電池を考える(1)−電池性能の基本的な評価指標
8.実用電池を考える(2)−固体高分子形燃料電池
9.実用電池を考える(3)−Liイオン電池
10.実用電池を考える(4)−今後の展望
11.生物電気化学(1)−酸化的リン酸化の電気化学的な理解
12.生物電気化学(2)−酸化還元タンパク質の電気化学
13.生物電気化学(3)−自己組織化単分子膜などの電極表面修飾の意義
14.生物電気化学(4)−メディエーターの重要性
15.生物電気化学(5)−バイオセンサー、生物燃料電池

評価方法と基準

授業中の発言状況(60%)、数回のレポートの評価(40%)を100点とし、総合得点60点以上を合格とする。

教科書・参考書

教科書は特に定めず、参考書は授業中に紹介する。補助資料は必要に応じて配布する。

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合20%)

最終更新 : Tue Feb 12 11:23:36 JST 2008