8M106200

ビジネス・ゲーム

Business Gaming

開講部

専門職大学院工学マネジメント研究科

開講学科

工学マネジメント専攻

開講学年

学年共通

専門領域

経営・管理

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

講義

講義区分

基本
准教授小山友介

キーワード

ゲーミング
シミュレーション
エージェント
市場メカニズム
社会デザイン

授業の概要

ビジネスのさまざまな局面で重要なのは、適切な情報把握による行動であったり、情報の共有・コミュニケーションであったりと様々である。
また、産学による局面的な知識を実際に生かすためには、総合的な判断が必要となる。本講義では、ゲームを体験することで、局面的な知識を総合的な判断力につなげる「回路」を参加者の発想の中に生み出すことが目的である。本講義は、ゲームの体験およびその後のデブリーフィング(振り返り)と呼ばれる討論時間を重視する。各人がゲーム体験を共有したのち、他の参加者の立場での視点による経験を相互に交換することで、ゲーム体験を構造化し、鳥瞰的・総合的に出来事をとらえることが出来るためである。そのため、講義への積極的な参加を希望する。

授業計画

第1回.ガイダンス:アイスブレーキングとなるゲーム
第2回.猿ヶ島の平和
第3回.MARS MESSAGE
第4回.NASAゲーム
第5回.BARNGA
第6回.実際にゲームをデザインするには
第7回.Beer Game
第8回.入札ゲーム
第9回.環境マネジメントゲーム
第10回.コンピュータシミュレーションとの結合(1)
第11回.コンピュータシミュレーションとの結合(2)
第12回.U-Mart(1)
第13回.U-Mart(2)
第14回.ゲーム発表・体験会
第15回.ゲーム発表・体験会

評価方法と基準

ゲームの作成と発表会でのプレゼンテーション

テキスト

テキスト:新井潔、兼田敏之、中村美枝子、出口弘、『ゲーミング・シミュレーション』、日科技連
参考書:兼田敏之、『社会デザインのシミュレーション&ゲーミング』、共立出版

履修条件

ゲーム理論の履修が望ましい

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Sat Nov 26 15:45:16 JST 2011