1. | イントロ:講義内容・成績評価の説明。 |
2. | 異文化理解への第一歩:「差異」をキーワードに「私(自己)」と「あなた(他者)」の関係性を考える。 |
3. | 文化と文化相対主義 :文化人類学の諸学説と基本理念を学ぶ。 |
4. | フィールドワークとエスノグラフィー:異文化を理解するための方法論を紹介する。 |
5. | 家族・親族:世界の多様な家族形態を見聞した上で、現代日本の「家族」を再考する。 |
6. | ジェンダー:「僕たち/私たち」は生まれながらにして「男/女」であるのか?それとも徐々に「男/女」になるのだろうか? |
7. | 通過儀礼:人の一生において「子供」と「大人」の境界はどこなのか?大学生は「子供」なのか、それとも「大人」なのか?通過儀礼論を通して考える。 |
8. | 中間評価:これまでの内容理解度をテストによってチェックする。 |
9. | ケガレの構造:秩序・境界・認識をキーワードにして、差別や排除を考察する。 |
10. | 共同性と逸脱:なぜコミュニケーションが成立するのか、あるいは、なぜ成立しないのか?メタ・コミュニケーションとコミュニケーション・モードについて学ぶ。 |
11. | 互酬性:お歳暮や誕生日プレゼントなどの贈り物が持つ社会的機能を考え、交換形態から人間関係や社会関係を考察する。 |
12. | 身体と知識:文化の中で身につけた言語化し得ない身体に刻まれた知識について考える。また、職人や熟練工が持つ知識の伝承の方法について検討する。 |
13. | 身体・病気・治療・死:現代医療の問題を医療人類学的視点から分析する。 |
14. | 伝統と近代の接合:文化の保存・再創造・再活性化について考える。 |
15. | 期末テスト:授業の総合テスト。 |