04161600

知的財産法

Intellectual Property Law

所属する学科・専攻を選択してください

村上友一この授業の2009年度のアンケートを参照

授業の概要

 工学部の学生が将来必然的に関わる知的創造活動の成果を保護する制度の理解と応用力を養うように、産業財産権を中心に解説する。

達成目標

1.知的創作物を保護している法律の体系的理解、各法律が規定している法目的と、保護対象、ならびに保護手続・保護態様の理解を目標とする。

授業計画

1.知的所有権の概要
2.知的所有権の歴史と保護制度の種類
3.特許制度:発明が特許になり得る条件
4.特許制度:特許を取得するための手続
5.特許制度:発明の表現形式/明細書の書き方
6.特許制度:権利効力・訴訟事例
7.中間試験
8.実用新案制度
9.意匠制度
10.商標制度
11.不正競争防止法・著作権法
12.知的財産権の国際的保護−条約を中心に−
13.国際特許の取得方法
14.その他の知的財産権の保護
15.期末試験

評価方法と基準

中間試験40% 期末試験60%を100点とし、総合得点60点以上を合格とする。

教科書・参考書

教科書:知っておきたい特許法(工業所有権法研究グループ編、財務省印刷局)

履修前の準備

特許庁ホームページにて制度の概要を見ておく。

学習・教育目標との対応(機械工学科)

1.(D-2)文化・芸術・歴史・国民性など広い視野から機械技術の役割を捉えることができ,それらを柔軟な発想で設計や開発に生かすことができる.

学習・教育目標との対応(機械工学第二学科)

1.(C)技術・工学が地球環境と生態系との共生・共存を無視して独走することがないように,「技術・工学が社会に果たす役割」を強く自覚するための基礎知識と総合能力を習得する

学習・教育目標との対応(応用化学科)

1.(D)社会・文化と人間のかかわりを理解し,異なった立場からの考えを理解する柔軟性.

学習・教育目標との対応(電気工学科)

1.A1:種々の文化および社会の発展の歴史を理解して、説明することができる。

オフィスアワー

授業終了後に講師室にて(土曜日12:10〜12:30)

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:43:53 JST 2013