A0160000

機械要素設計

Machine Element Design

開講部

工学部

開講学科

機械工学科

開講学年

2年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択必修

系列区分

専門

講義区分

講義
准教授垣内邦昭

授業の概要

機械は、どのように複雑であっても、分解すると単一の機能を持ついくつかの部品(要素)に整理、分類することができる。この授業では、機械要素に引続きいくつかの機械要素を取り上げ、設計方法について学ぶ。また、機械要素を設計する上で材料力学、機械要素、機械加工法、機械材料等の知識が必要となるのでこれらの科目を履修しておくことが望ましい。

達成目標

1.曲げモーメント図が描ける。
2.曲げとねじりを受ける軸の応力を求めることができる。
3.軸のたわみを求めることができる。

授業計画

1.機械設計の基礎1
2.機械設計の基礎2
3.巻掛け伝動装置
  ベルトに働く張力
4.クラッチおよびブレーキ2
5.軸の設計1
  曲げモーメント図、せん断力図
6.演習:曲げモーメント図、せん断力図
7.軸の設計2
  曲げによる応力
8.軸の設計3
  せん断力による応力、ねじりによる応力
9.せん断応力による「はり」の設計
10.軸の設計4
  曲げとねじりを受ける軸の設計
11.軸の設計5
  曲げとねじりを受ける中空軸の設計 、演習
12.軸の設計6
  軸のたわみ1
13.軸の設計8
  軸のたわみ2
14.軸の設計9
  軸の危険速度
15.軸の設計演習および試験

評価方法と基準

期末試験での得点が60点以上を合格とする。

教科書・参考書

参考書
和田稲苗:機械要素設計、実教出版
吉沢武男:大学演習 機械要素設計、裳華房

履修前の準備

材料力学、機械要素、機械材料を履修しておくことが望ましい。

学習・教育目標との対応

1.(E)機械の運動機構や動特性,構造や強度,物質・運動量・エネルギーの流れなど,機械工学の基盤技術に関わる物理現象を,自然科学の法則に基づいて理解することができる.
2.(H)機械を実現するために必要な工学特有の手法(計測,制御,設計,加工,プログラミングなど)に習熟し,それらを問題の状況に応じて適切に使うことができる.

オフィスアワー

質問があれば下記の時間に連絡して下さい。
 大宮校舎:木曜日昼、専門講師室
 豊洲校舎:木曜以外の平日昼(12:00〜13:00)

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:44:23 JST 2013