A0512200

機械設計製図2

Machine Design & Drawing 2

開講部

工学部

開講学科

機械工学科

開講学年

2年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

製図
講師植木忠博

授業の概要

機械を設計するためには、機械工学の各分野における様々な知識を習得し、また様々な理論を理解していなければならない。しかしまた、実際の設計においては、それらの理論に基づいた計算によって全てを決定できる訳ではなく、多くの先人の経験から学ばなければならない。すなわち現実の機械から、その構造、機能、加工および組立法、メンテナンスなどを学んでいかなければならない。
この授業では、現物をスケッチして、それを製図することを通して、製図法の復習、スケッチおよび製図能力の向上、機械要素、加工法、機械材料等の関連知識の習得を目的としている。

達成目標

1.種々の機械要素から構成される機械を製図法に従って作図することができる。
2.設計に必要な材料、加工法の基礎知識を身に付け、設計における強度計算を行なうことができる。
3.製図法をもとに、機械図面の読図をすることができる。

授業計画

1.ガイダンス
2.たわみ継手
  現物をスケッチの上製図する。面の粗き、ハメアイを調べて記入する。
3.たわみ継手
  現物をスケッチの上製図する。面の粗き、ハメアイを調べて記入する。
4.たわみ継手
  現物をスケッチの上製図する。面の粗き、ハメアイを調べて記入する。
5.たわみ継手
  現物をスケッチの上製図する。面の粗き、ハメアイを調べて記入する。
6.トースカン
  現物をスケッチの上製図する。
7.トースカン
  現物をスケッチの上製図する。
8.トースカン
  現物をスケッチの上製図する。
9.万力
  現物をスケッチの上製図する。強度計算および重量計算を行う。
10.万力
  現物をスケッチの上製図する。強度計算および重量計算を行う。
11.万力
  現物をスケッチの上製図する。強度計算および重量計算を行う。
12.万力
  現物をスケッチの上製図する。強度計算および重量計算を行う。
13.万力
  現物をスケッチの上製図する。強度計算および重量計算を行う。
14.万力
  現物をスケッチの上製図する。強度計算および重量計算を行う。
15.万力
  現物をスケッチの上製図する。強度計算および重量計算を行う。

評価方法と基準

提出図面、計算書および期末試験で評価する。
 図面と設計計算書を添えて期日内に提出して検図に合格し、製図法に関する期末試験で60点以上(100点満点)を取得した上で、提出図面および設計計算書80%、期末試験20%で採点する。総合得点率60%以上で合格とする。

教科書・参考書

教科書
 JIS B 0001機械製図
 機械設計製図便覧 大西 清 理工学社、JIS規格

履修前の準備

機械設計製図1を修了していること。

学習・教育目標との対応

1.(A)材料,流体,熱・エネルギー,振動・制御,設計・加工,応用領域の6分野を柱として専門基礎知識を活用できるとともに,それらを互いに関連づけてデザインの基本概念を理解することで,技術的・社会的要求の実現に向けた具体的なプロセスを発案し,計画を遂行することができる.
2.(E)機械の運動機構や動特性,構造や強度,物質・運動量・エネルギーの流れなど,機械工学の基盤技術に関わる物理現象を,自然科学の法則に基づいて理解することができる.
3.(H)機械を実現するために必要な工学特有の手法(計測,制御,設計,加工,プログラミングなど)に習熟し,それらを問題の状況に応じて適切に使うことができる.

オフィスアワー

製図に関する質問は授業時間中および終了後に受ける。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:44:41 JST 2013