生体内輸送工学 |
Transport Process with Examples from Physiology |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 機械工学科 |
開講学年 | 3年次 |
開講時期 | 前期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 講義 |
教授 | 工藤奨 |
1. | 生体の機能維持に関与する酸素などの分子の存在確率を,確率統計の基礎を用いて求めることができる. |
2. | 生体の機能維持に関与する酸素やタンパク質などの濃度の時間的空間的な分布を求めることができる |
3. | 膜を介した溶質および溶媒流れを求めることができる. |
4. | 生体膜を介した物質輸送量を求める事ができる. |
1. | 確率論の初歩1 確率の定義と加法則および乗法則 |
2. | 確率論の初歩2 ベルヌイの試行,2項分布 |
3. | 確率論の初歩3 平均値,標準偏差 |
4. | 拡散と輸送過程1 分子運動と気体の物理的性質 |
5. | 拡散と輸送過程2 1次元のランダム歩行,ベルヌイ分布のガウス形 |
6. | 拡散と輸送過程3 拡散係数 |
7. | 中間テスト(範囲は1〜6) |
8. | 拡散と輸送過程4 3次元ランダム歩行 |
9. | 拡散と輸送過程5 拡散方程式 |
10. | 拡散と輸送過程6 保存則とFickの法則 |
11. | 拡散と輸送過程7 多孔性膜を介しての流れと拡散1 |
12. | 拡散と輸送過程8 多孔性膜を介しての流れと拡散2 |
13. | 膜を横切る溶質及び溶媒流れ1 静水圧,半透膜,浸透圧 |
14. | 膜を横切る溶質及び溶媒流れ2 膜を横切っておこる溶質と溶媒の複合流 |
15. | 期末テスト(範囲8〜14) |
1. | (B)機械工学を応用領域の技術と関連づけて学習することで,近年要求される学際的な研究に対して積極的に取り組むことができる. |
2. | (E)機械の運動機構や動特性,構造や強度,物質・運動量・エネルギーの流れなど,機械工学の基盤技術に関わる物理現象を,自然科学の法則に基づいて理解することができる. |
3. | (F)機械に関わる諸現象を物理の原理から数学的に導くことができ,機械の設計や性能評価に必要な技術計算ならびに統計処理を正確に適用することができる. |
・ | 授業日の休み時間 |