機械設計1 |
Machine Design 1 |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 機械工学第二学科 |
開講学年 | 1年次 |
開講時期 | 通年 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 必修 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 製図 |
教授 | 沼田仲穗 | |
他 |
1. | 機械図面の役割と工業規格に基づいた製図法を理解する。 |
2. | 製図における図形の表現方法を手書き製図、およびCAD製図の両面で習得する。 |
3. | 単純な機械を設計する基礎的能力を習得する。 |
4. | 機械がどのような設計思想で作られているか、設計上キーとなる事項を理解する。 |
5. | 社会の中における設計を広い視点から考える能力を養う。 |
1. | 機械製図 講義方針、授業に用意すべきもの、図面の役割、図面の具備すべき条件 設計講話 講話内容の紹介、技術における失敗事例の活用方法 |
2. | 機械製図 製図用具の使用方法、用紙の使用方法、図面の基本的な記載方法 設計講話1 回転ドア・エレベーターなどの事故例、設計の考え方、制御安全と本質安全 |
3. | 機械製図 機械図面の書き方と読み方、投影法と投影図 設計講話2 船舶事故事例と船舶設計の基礎、スケール則 |
4. | 機械製図 断面法、補助投影法、特殊表示法 設計講話3 鉄道事故事例ほか、鉄道車両の設計 |
5. | 機械製図 寸法記入方、寸法補助記号を用いた寸法表示 設計講話4 自動車事故事例、自動車の設計 |
6. | 機械製図 寸法公差の表示方法、はめあい 設計講話5 航空機の事故事例と設計、航空機の自動化とヒューマンエラー |
7. | 機械製図 幾何公差の表示方法、幾何公差の種類 設計講話6 医療とヒューマンエラーの基礎、患者取り違い事故事例 |
8. | 機械製図 表面性状の表示方法、表面粗さと加工 設計講話7 橋梁事故事例から見る設計思想と教訓、設計における工学的なアプローチ |
9. | 機械製図 図面と機械設計、機械設計と工学 設計講話8 プラント事故事例およびまとめ、技術をどのように見るか |
10. | 機械製図 CAD基本操作1(CADの操作方法と線の描き方) 設計講話9 宇宙工学における事故事例、事故の教訓と設計 |
11. | 機械製図 CAD基本操作2(CAD図面の基本的作成方法) 設計講話10 海洋構造物の事故事例、技術的な特徴と事故のリスク |
12. | 機械製図 設計の基本事項、CADによる機械図面の作成 設計講話11 タービン発電機の事故事例、回転機械の設計 |
13. | 機械製図 ねじの設計、CADによる機械図面の作成 設計講話12 設計における体験的失敗事例(その1)、設計情報の伝達、技術導入と設計条件 |
14. | 機械製図 軸の設計、CADによる機械図面の作成 設計講話13 設計における体験的失敗事例(その2)、容器の設計と材料の板厚 |
15. | 機械製図 歯車の設計、CADによる機械図面の作成 設計講話14 技術者を目指して、技術の見方/設計とは何か |
16. | ねじ・軸・歯車図面の提出 |
1. | (A)学科の教育理念に基づき,設計・実験および卒業研究を中核として,人間環境および感性をも含めた総合的な視点で問題を捉えて機械を創成できる基礎的な知識と応用能力を身につける (1) 与えられた課題に対し,自ら考え,調査・検討し目的を達成する能力 |
2. | (F)科学的および工学的に思考し,与えられた制約の下で計画的に技術・科学論文を作成して表現できる能力を身につけ,さらに,総合的な観点から自主的,継続的に学習が持続できる能力を身につける (1) 技術・科学論文の作成能力 (2) 自ら継続的に学習する能力 |
・ | 授業時間中および授業後30分程度講師室において |
・ | メール問い合わせ可(numata@sic.shibaura-it.ac.jp) |