B0902300

数値解析演習

Exercises in numerical analysis

開講部

工学部

開講学科

機械工学第二学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択必修

系列区分

専門

講義区分

演習
講師内藤昭この授業の2008年度のアンケートを参照

授業の概要

数値計算の歴史は古い、我々は子供のころから数えることを教わって以来、毎日のように数値計算を実行している。しかし、科学・技術の発達は数値計算の量の増大をうながしたが、その量はコンピュータを利用して初めてこなし得るものである。
本講義は、数値情報解析で学んだプログラミング言語、C言語を用いて、下記の数値計算演習(1)?(14)のアルゴリズムとプログラムを解説する。

達成目標

1.数値計算は、数学とは違がうことを理解して誤差の少ない、計算時間の速いプログラムを作ることを心がけることが大切です。

授業計画

1.数値計算演習(1)
  計算機と数値
2.数値計算演習(2)
  絶対誤差と相対誤差
3.数値計算演習(3)
  丸め誤差と打ち切り誤差
4.数値計算演習(4)
  バブル・ソート法
5.数値計算演習(5)
  代数方程式(2分法)
6.数値計算演習(6)
  代数方程式(ニュートン法)
7.数値計算演習(7)
  平均値と標準偏差
8.数値計算演習(8)
  最小2乗法
9.数値計算演習(9)
  連立1次方程式(消去法)
10.数値計算演習(10)
  連立1次方程式(反復法)
11.数値計算演習(11)
  微分方程式(ルンゲ・クッタ法)
12.数値計算演習(12)
  積分(台形則)
13.数値計算演習(13)
  積分(シンプソン則)
14.数値計算演習(14)
  差分方程式
15.レポート発表

評価方法と基準

レポート提出:(2回以上)50%,小テスト:(10回以上)50%
100点満点で評価し、60点を以上を合格とする。

教科書・参考書

Cプログラミングの基礎(培風館、広田 豊彦著)
数値計算(岩波書店,川上 一郎著)
入門数値計算(オーム社、戸田 英雄、小野 令美共著)

履修前の準備

情報処理1、情報処理2を履修していること望ましい。

学習・教育目標との対応

1.(A)学科の教育理念に基づき,設計・実験および卒業研究を中核として,人間環境および感性をも含めた総合的な視点で問題を捉えて機械を創成できる基礎的な知識と応用能力を身につける (1) 与えられた課題に対し,自ら考え,調査・検討し目的を達成する能力
2.(D)技術・工学の根幹をなす「物質」,「エネルギー」および「情報」を基盤とした機械工学の基礎的な知識と応用能力を習得する (1) 力学,材料力学,熱力学,流れの力学の基礎 (2) 多く (17科目以上) の専門科目の習得

オフィスアワー

講義終了後研究室

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:43:36 JST 2012