B0901500

数値解析

Numerical analysis

開講部

工学部

開講学科

機械工学第二学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択必修

系列区分

専門

講義区分

講義
講師内藤昭この授業の2008年度のアンケートを参照

授業の概要

電子計算機の概念と科学技術計算用言語として最も広く利用されているC言語について講義する。プログラミングの考え方、および実行にかかわるコンピュータの使用方法を講義と演習により習得し、コンピュータシステムについて理解をする。また、計算機の構成についても講義する。

達成目標

1.C言語で自作の簡単なプログラミングが書けるようになれること。

授業計画

1.電子計算機の構成(1)
  入力装置、出力装置、記憶装置
2.電子計算機の構成(2)
  演算装置、制御装置
3.UNIXとC言語
  C言語の概要
4.プログラミングの手順
  エディタとコンパイラ、問題の分析とアルゴリズム
5.プログラムの構造
  プログラムのスタイル、構造化プログラミング
6.データの表現
  定数と変数、データの基本型
7.四則演算
  代入演算子、算術演算子、キャスト演算子
8.入出力操作
  入出力関数、フォーマット
9.関数
  関数プロトタイプ宣言、ライブラリ関数、引数と戻り値
10.選択構造
  条件分岐、条件式、比較演算子、論理演算子
11.反復構造
  繰り返し、単項演算子
12.配列
  配列の宣言と利用、ソーティング
13.ポインタ
  ポインタ型、メモリとアドレス
14.文字処理
  文字、文字列とポインタ
15.レポート発表

評価方法と基準

レポート提出:(2回以上)50%、小テスト:(10回以上)50%
100点満点で評価し、60点を以上を合格とする。

教科書・参考書

Cプログラミングの基礎(培風館、広田 豊彦著)
数値計算(岩波書店,川上 一郎著)
入門数値計算(オーム社、戸田 英雄、小野 令美共著)

履修前の準備

情報処理1、情報処理2を履修していることが望ましい.

学習・教育目標との対応

1.(A)学科の教育理念に基づき,設計・実験および卒業研究を中核として,人間環境および感性をも含めた総合的な視点で問題を捉えて機械を創成できる基礎的な知識と応用能力を身につける (1) 与えられた課題に対し,自ら考え,調査・検討し目的を達成する能力
2.(D)技術・工学の根幹をなす「物質」,「エネルギー」および「情報」を基盤とした機械工学の基礎的な知識と応用能力を習得する (1) 力学,材料力学,熱力学,流れの力学の基礎 (2) 多く (17科目以上) の専門科目の習得

オフィスアワー

講義終了後研究室

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:43:37 JST 2012