B0240800

生産加工システム

Automatic Machining and Production System

開講部

工学部

開講学科

機械工学第二学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択必修

系列区分

専門

講義区分

講義

神田雄一この授業の2010年度のアンケートを参照

授業の概要

授業の概要と目的:
今日、世界の主流となっている自動生産加工システムなど、その関連技術の歴史と現状および、それを支えている自動化技術の基礎を学ぶ。さらに、21世紀における新しい生産システムの潮流について学ぶ。

達成目標

1.生産加工システムを支える基盤技術の習得。
2.新しい生産加工システム、特に環境に対応したものづくりの仕組みについて理解する。

授業計画

1.生産加工システムの概要  ・加工技術と生産システム ・生産活動
2.生産加工システムとは何か  ・生産システムシステムの歴史  ・パラダイムの転換
3.生産形態   生産形態の種類と位置づけ
4.生産システムを支える技術(1) ・CAD ・CAM ・CAE
5.生産システムを支える技術(2) ・工程設計・作業設計
6.加工技術(1)・NC工作機械 ・パソコンNC・NCのオープン化
7.加工技術(2)・ロボット ・組立て ・検査 ・保守
8.生産システム情報の制御 ・ネットワーク技術 ・標準化技術
9.生産システムの形(1)・機械加工の自動化 ・FMS
10.生産システムの形(2)・JIT ・CIM ・セル生産方式
11.生産環境の変化(1) ・環境対応技術 ・循環型の生産システム
12.生産環境の変化(2)  ・人間中心の生産システム
13.次世代生産システム(1) ・IT技術の応用 ・仮想生産システム
14.次世代生産システム(2) ・知のエンジニアリング
15.定期試験(期末試験)
教育目標との対応:
1(D)機械工学の目的でもある「ものづくり」における加工分野の基礎的な知識を学習し、ものづくりの体系を理解し、生産加工システムに関する知見を身につける

評価方法と基準

評価は、レポート20%、期末試験70%、ミニッツペーパ10%の総合で評価する。ただし、100点満点で評価し、60点以上を合格とする。

教科書・参考書

「初めての生産システム」神田 雄一著、工業調査会

履修前の準備

加工工学、機械加工
オフィスアワー:
授業に関する質問等はメールでいつでも受付ます

学習・教育目標との対応

1.(A)学科の教育理念に基づき,設計・実験および卒業研究を中核として,人間環境および感性をも含めた総合的な視点で問題を捉えて機械を創成できる基礎的な知識と応用能力を身につける (1) 与えられた課題に対し,自ら考え,調査・検討し目的を達成する能力
2.(D)技術・工学の根幹をなす「物質」,「エネルギー」および「情報」を基盤とした機械工学の基礎的な知識と応用能力を習得する (1) 力学,材料力学,熱力学,流れの力学の基礎 (2) 多く (17科目以上) の専門科目の習得

オフィスアワー

授業に関する質問等はメールでいつもで受付ます。

環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合30%)

最終更新 : Thu Mar 28 07:45:16 JST 2013