シミュレーション数学 |
Applied Mathematics for Engineering Simulation |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 機械工学第二学科 |
開講学年 | 3年次 |
開講時期 | 後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択必修 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 講義 |
教授 | 小野直樹 |
1. | 常微分方程式の数値解法に対する基本的なスキルと、熱伝導方程式の数値解法スキルの学習、流れを伴う温度場の数値解析法に対する基礎的知識の獲得、および実用的な熱流体解析ソフトにおけるモデル化・計算・図化の一連の作業の理解を期待する |
1. | 講義: (1)CFDの概要と応用例、微分方程式の離散化 |
2. | 講義: (1)微分と差分、差分化の方法、差分の誤差、数値積分 (2)常微分方程式の解法 (3)最小2乗法 |
3. | 講義: (1)ガウスの消去法とガウス・ザイデル法による連立方程式の解法 (2)ニュートン法と、はさみうち法による高次方程式の解法 |
4. | 講義: (1)保存式と差分の基礎 (2)連続の式と差分化 |
5. | 講義: (1)エネルギー式とその差分化 (2)オイラー法とルンゲクッター法 (3)3項方程式(TDMA)法 |
6. | 演習: (1)オイラー法とルンゲクッター法の演習 (2)数値積分法の演習 |
7. | 講義: (1)1次元定常熱伝導の解法について (2)1次元非定常熱伝導の解法について |
8. | 演習: (1)1次元定常熱伝導とその演習 (2)1次元非定常熱伝導とその演習 |
9. | 講義: (1)2次元定常熱伝導の解法について |
10. | 講義: (1)熱流動問題の数値解法について (2)汎用熱流体解析ソフトについて |
11. | 演習: (1)熱流体解析ソフトの入門演習 |
12. | 演習: (1)ソフトによる1次元熱伝導問題の演習 (2)ソフトによる2次元熱伝導問題の演習 |
13. | 演習: (1)ソフトによる流動問題の演習 (2)ソフトによる演習課題の取り組み |
14. | 講義: (1)流動解析における圧力場の数値解析法について (2)講義の総括 |
15. | 学期末試験 |
1. | (D)技術・工学の根幹をなす「物質」,「エネルギー」および「情報」を基盤とした機械工学の基礎的な知識と応用能力を習得する (1) 力学,材料力学,熱力学,流れの力学の基礎 (2) 多く (17科目以上) の専門科目の習得 |
2. | (E)機械工学における基盤分野の理解に必要な基礎的な数学の知識と応用能力,実験・分析の遂行に必要な確率・統計,情報処理の基礎的な知識や自然現象を数学的にモデル化し,シミュレーションする基礎的な知識と応用能力を習得する (1) 基礎的な数学の知識 (2) 実験データの分析能力 (3) 情報リテラシの習得 (4) 自然現象をモデル化し,シミュレーションする能力 |
・ | 授業終了後の時間、もしくは事前に電子メールを下さい。 |