B0580700

電気工学

Electrical Engineering

開講部

工学部

開講学科

機械工学第二学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
講師野末鉄有この授業の2011年度のアンケートを参照

授業の概要

 機械を駆動するのに電気機器がよく使用されている。このためこの講義では電気機器を中心に据えて講義する。はじめは、基礎として正弦波交流について講義する。

達成目標

1.正弦波交流の発生を理解する。
2.簡単な交流回路の計算ができる。
3.交流電力および三相交流について理解する。
4.電気機器を動作するための電磁気学の各法則を理解する。
5.電気機器について理解する。
6.電気機器の応用例を理解する。
7.発送配電および電気加熱を理解する。

授業計画

1.電気の基礎1: 電圧や電流などの術後の定義、直流と交流の定義、アンペア則、オーム則、ジュール熱、抵抗、インダクタンス、静電容量
2.交流1: 電磁誘導、正弦波交流の発生、実効値、正弦波交流の表示法、直列・並列回路
3.交流2: 交流回路の各種法則、交流電力
4.交流3: 三相交流
5.試験1
6.変圧器: 原理、特性、構造、三相変圧、応用例
7.三相誘導電動機1: 回転磁界、構造、原理
8.三相誘導電動機2: 特性、起動
9.三相誘導電動機3: 制御、応用例
10.試験2
11.直流電動機1: 原理、構造、特性
12.直流電動機2: 起動、制御、応用例
13.各種の電動機: 同期電動機、サーボモータ、ステップモータ
14.電力: 発電、送電、変電、電気加熱
15.試験3

評価方法と基準

各試験はすべて100点満点で、これら試験の点数をすべて加算し3で除した点数が60点以上で合格とする。試験1では、達成目標の1〜3を評価する。試験2は達成目標4〜6を評価する。試験3は達成目標4〜7を評価する。

教科書・参考書

教科書:谷井琢也:「機械技術者の基礎電気電子工学 上巻」養賢堂

履修前の準備

なし

学習・教育目標との対応

1.(B)技術・工学が地球環境に与える負荷を十分認識できる基礎的知識と応用能力を習得する
2.(D)技術・工学の根幹をなす「物質」,「エネルギー」および「情報」を基盤とした機械工学の基礎的な知識と応用能力を習得する (1) 力学,材料力学,熱力学,流れの力学の基礎 (2) 多く (17科目以上) の専門科目の習得

オフィスアワー

水曜日 16:00〜17:00(2号館2階講師室)

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:45:28 JST 2013