卒業研究 |
Graduation Thesis |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 機械工学第二学科 |
開講学年 | 4年次 |
開講時期 | 通年 |
単位数 | 4 |
単位区分 | 必修 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 卒研 |
1. | 学生各人が希望する研究テーマを選択する。研究の背景や現状について情報を収集し、テーマ設定の意義に関して理解を深め、研究を完成するための事象の捉え方を学び、創造力を養う。 |
2. | 情報収集の方法や実験を円滑に進めるための実験手段やデータ分析・整理を論理だてて計画し、工学的な論文や報告書のまとめ方、およびプレゼンテーションができる能力を身に付ける。 |
3. | 関連分野に関する簡単な研究技術論文(英文,和文)が理解でき、技術的な討議や情報交換などのコミュニケーションができる知識を習得できること。 |
4. | 実験計画を立案し、実験の手段、データの採取と整理、結果の考察を行い、問題点を発見し次への展開を図る洞察力を身につける。 |
5. | 研究分野の技術が社会に果たす役割を常に倫理的に考察し、技術者が社会に対する責任を強く認識し、卒業論文の中で論及できる能力を身に付ける。 |
卒業研究(4月) 卒業研究の年間スケジュール、各自の研究テーマの設定意義などについての説明。 | |
卒業研究(5月) 研究テーマに関する情報収集、文献調査、継続テーマであれば前年度卒業論文を理解するなど研究の目的を明確にし、年間計画、実験装置および周辺機器類の原理を理解し、操作を習熟する。 | |
卒業研究(6月) 各自が研究方針について、実験・研究の内容を考え、文献調査結果なども踏まえ報告資料としてまとめ、輪講・ゼミなどで発表し、研究室の学生間も含め進捗状況を互いに確認し合い、関連他分野に対しての知識も高める。 | |
卒業研究(7月) 6月期と同様に各自が研究の進捗状況の発表を研究室の輪講・ゼミなどにおいて継続的に行う。引き続き研究を推進するとともに、テーマに関連する国内外の文献調査などを通じて研究内容の位置づけを明確にする。 | |
卒業研究(7月)第一次中間審査 4?7月までに行った実験・研究データの整理とその結果の考察など、研究の進捗状況を明らかにし、研究の背景および目的、今後の方針などとともにまとめて報告書を作成し、第一次中間審査に臨む。プレゼンテーションを検討し予め学生間・研究室で試行し審査に臨む。 | |
卒業研究(8月) 第一次中間審査における質疑応答を講評し、以後の実験・研究に反映させる。研究室の親睦を図るため、夏季休暇中を利用しゼミ・研究室合宿などにあてる。 | |
卒業研究(9月) 実験・研究の推進 | |
卒業研究(10月) 実験・研究の推進 | |
卒業研究(11月) 実験・研究の推進 | |
卒業研究(11月)卒業研究第二次公開審査 公開発表の準備。与えられた時間内でのプレゼンテーション、内容の検討を行う。 二次審査は主に3年次生を対象に発表形式で行われ、3年生が次年度の卒業研究のテーマ・専攻分野の選択への指針とする。 | |
卒業研究(12月) これまでに得られた実験研究結果が妥当であるかどうか、裏付けに拘わる実験手法の考案と実践、理論的解析、文献調査などを通して確認し、卒業論文としてまとまることを明確にする。 | |
卒業研究(1月) 論文の構成の検討と卒業論文の概要集を作成する。 卒業論文のまとめ。 | |
卒業研究(1月)卒業論文概論集原稿提出 卒業論文のまとめ。 | |
卒業研究(2月)卒業論文提出 卒業論文のまとめ。 | |
卒業研究(2月)卒業研究最終審査 |
1. | (A)学科の教育理念に基づき,設計・実験および卒業研究を中核として,人間環境および感性をも含めた総合的な視点で問題を捉えて機械を創成できる基礎的な知識と応用能力を身につける (1) 与えられた課題に対し,自ら考え,調査・検討し目的を達成する能力 |
2. | (E)機械工学における基盤分野の理解に必要な基礎的な数学の知識と応用能力,実験・分析の遂行に必要な確率・統計,情報処理の基礎的な知識や自然現象を数学的にモデル化し,シミュレーションする基礎的な知識と応用能力を習得する (1) 基礎的な数学の知識 (2) 実験データの分析能力 (3) 情報リテラシの習得 (4) 自然現象をモデル化し,シミュレーションする能力 |
3. | (F)科学的および工学的に思考し,与えられた制約の下で計画的に技術・科学論文を作成して表現できる能力を身につけ,さらに,総合的な観点から自主的,継続的に学習が持続できる能力を身につける (1) 技術・科学論文の作成能力 (2) 自ら継続的に学習する能力 |
・ | 各担当指導教員は時間のある限り常にオフイスアワーとして対応する。 |