環境材料 |
Environmental Materials |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 材料工学科 |
開講学年 | 2年次 |
開講時期 | 後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択必修 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 講義 |
教授 | 今井八郎 |
1. | 日常接している環境中で材料がどのような状況にあるかを認識させる。その材料と環境の関わりについて基本的な現象、特に物理的、化学的知識を理解させる。 |
1. | 環境と材料 ・環境材料とは、・環境破壊を守るには |
2. | 自然環境と材料 ・自然環境と金属材料 ・金属材料と腐食 ・腐食による環境破壊 |
3. | 金属材料の腐食形態(1) ・腐食科学の基礎、・腐食形態と機構 ・全面腐食、粒界腐食、孔食、すきま腐食 |
4. | 金属材料の腐食形態(2) ・応力腐食割れ ・腐食疲労 ・ガルバニ腐食 |
5. | 金属材料の腐食形態(3) ・エロージョン・コロージョン ・糸状腐食 ・水素ぜい性 |
6. | 腐食損害より金属材料を守る ・環境中での金属材料を腐食損傷より守るための考え方 |
7. | 人間環境と材料(1) ・海洋環境と材料 ・金属材料の海水中での損傷 |
8. | 人間環境と材料(2) ・高温環境と材料、・金属材料の耐食性 ・高温酸化とは |
9. | 人間環境と材料(3) ・エネルギーと材料、・核燃料廃棄物処理用材料、・石油輸送用材料、・フロンガス等有害ガス処理材料とその損害 |
10. | 環境を守る金属材料(1) ・ステンレス鋼(マルテンサイト系、フェライト系、オーステナイト系、二相系) ・高合金鋼 |
11. | 環境を守る金属材料(2) ・ニッケル合金、・チタン合金、・銅合金 ・セラミックス、・その他 |
12. | 環境を守るための材料改良法 ・高合金化、・表面改質、・複合材料化 ・その他 |
13. | 環境破壊と将来 まとめ ・環境破壊を防止するために我々は何をすべきか ・材料選択でも十分出来る環境保全 |
14. | マスコミにとりあげられた材料と環境のトピックス、課題提出あり |
15. | 試験 |
・ | 授業開講1時間前後に環境材料研究室(南東14-3) |