C0490700

設計製図1

Design and Drawing 1

開講部

工学部

開講学科

材料工学科

開講学年

2年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択必修

系列区分

専門

講義区分

製図

真島知夫この授業の2008年度のアンケートを参照

授業の概要

(授業の概要と目的)
工学の分野では、図面はコミュニケーションの一つの手段として重要な働きをしている。図面にかかわる者は、図面の内容のすべてを、正確に、完全に読み取る能力をもつ必要がある。逆に、製図者は設計者の意図を完全に伝えることができる図面を描かねばならない。
設計製図I、IIを通して、図面を理解し、内容を完全に把握できる「読む能力」を修得させることを最終目的としている。本授業では、機械製図の分野を対象に正確で、明瞭な図面作図できる能力を修得させることを目的としている。

達成目標

1.講義および製図実習を行うことにより、要素部品の図面を主に基本的な作図が出来ることを到達目標とする。
2.製図の線、数字、字を練習すること、製図の基本を習得することにより、世に認められる作図が出来る。

授業計画

1.ガイダンス、図面と図学の関連についての講義、用器画の演習
2.線の種類と用法および字についての講義、用器画の演習
3.図面の様式と尺度および図面の大きさ等についての講義、用器画の演習
4.投影法の種類、第一角法と弟三角法、三面図の講義
及び練習
5.更に、投影法の種類、第一角法と三角法、三面図の演習
6.立体の切断及び相貫に関する講義
相貫図の作図演習
7.図面の配置、必要な図面数および正面図に関する講義と製図演習
8.補助投影図・各種断面図についての講義と製図演習
9.寸法記入法と数字についての講義、寸法記入の演習
10.省略図示法・略画法と寸法記入法についての講義、寸法記入の演習
11.機械要素とボルト・ナットの講義、ボルト・ナットの製図
12.ねじの種類と用法と記号についての講義、ボルト・ナットの製図
13.ねじの寸法記入法および記号に関する講義、ボルト・ナットの製図
14.まとめの講義、演習および製図課題作品の最終提出
15.試験

評価方法と基準

3回の提出作品を100点満点で評価し、平均し、提出作品の評価とする。
1回期末に試験を行う。

教科書・参考書

「基礎製図」大西清著 理工学社

履修前の準備

特になし

学習・教育目標との対応

工学の分野で図面に関わる機会が多い、図面のスキルを持つことで能力のある社会人と認められるため。

オフィスアワー

水曜日の講義終了後、講師室にて

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合10%)

最終更新 : Thu Sep 20 07:44:00 JST 2012