C0661300

材料科学1

Material Science1

開講部

工学部

開講学科

材料工学科

開講学年

2年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択必修

系列区分

専門

講義区分

講義
准教授村田清この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

複合材料の基本的な知識、複合材料の特長、および用途と製造法について学んだのち、先端技術を支える複合材料が自然界の現象に由来していることを説明し、自然界の現象を複合化のための成形技術、加工技術への応用ができるように知識を広げる。また、環境に優しい複合材料を目指して21世紀の技術開発は「エネルギー」「情報」「材料」を三本柱として遂行されることは疑いのない事実であるが循環型社会形成を考慮した「新素材開発」において考慮しなければならない廃棄物の処理、リサイクルについても講義する。

達成目標

1.授業を通して、自然と工業材料の間には重要な法則があることにきずき、リサイクル性のある新たな材料開発が可能になるよな応用力を養う。

授業計画

1.【授業計画】
複合材料2及び演習について(ガイダンス)
2.木材及び竹の構造からみた複合材料
3.貝殻及び骨の構造からみた複合材料
4.複合材料の自動車・鉄道関係への応用
5.複合材料の航空・宇宙への応用
6.複合材料の電気・電子関係への応用
7.中間試験
8.複合材料の建築・土木関係への応用
9.複合材料の医療関係への応用
10.複合材料のスポーツ用具への応用
11.環境に優しい天然繊維強化複合材
12.複合材料廃棄物の発生と抑制
13.複合材料リサイクル適否の条件
14.複合材料の最近のリサイクル技術
15.試験

評価方法と基準

【評価方法】
中間テスト30%、本試験70%(学期末試験時)を100点とし、総合得点60点以上を合格とする。

教科書・参考書

【教科書参考書】
金属基複合材料入門(西田義則 著 コロナ社) 複合材料(三木光範ら 著 共立出版(株))
プリント配布

履修前の準備

【履修前の準備】
材料組織学1を履修しておくことが望ましい

オフィスアワー

月〜金。授業、会議以外の時間に研究室を訪ねてください。

環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合50%)

最終更新 : Thu Sep 20 07:44:06 JST 2012