C0280200

融体加工

Foundry Engineering

開講部

工学部

開講学科

材料工学科

開講学年

4年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択必修

系列区分

専門

講義区分

講義
准教授村田清この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

融体加工は自由に変形して占有空間を充填し易い液体の性質を利用して、製品と同形状の空間を有する型に融体を注入して凝固させて形状複雑な製品を容易に得る方法である。金属加工法のなかでも生産量が極めて多く、航空機、自動車など各産業分野の部材のほか、日用品、美術工芸品から景観材料に至るまで幅広く利用されている。この加工法の現況の技術を紹介し、技術を支援する理論と発展の問題点を学習する。

達成目標

1.融体加工技術の向上を図るためには、融体の性質、金属の凝固、冷却条件と組織・諸性質との関係などについて理解し、操業時に必要な基礎知識を会得する。

授業計画

1.融体加工とは(ガイダンス)
2.状態図と組織
3.砂型鋳造法
4.金型鋳造法、(重力金型法、加圧金型法)
5.低圧鋳造法
6.減圧・吸引鋳造法
7.ダイカスト(高速・高圧鋳造)
8.中間試験
9.スクイズ法
10.連続鋳造法
11.半凝固・撹拌法融体プラスッチックス加工法1)
12.粉末製造法
13.融体プラスッチックス
14.融体セラッミクス加工法
15.試験

評価方法と基準

中間試験40%,本試験60%(学期末試験時)を100点とし、総合得点60点以上を合格とする。

教科書・参考書

【教科書参考書】
融体加工(大中逸雄・荒木孝雄 共著 コロナ社)

履修前の準備

【履修前の準備】
材料組織学1,2、鉄鋼材料、非鉄金属、有機材料関係を履修しておくことが望ましい。

オフィスアワー

研究室に居る間は相談に乗ります。

環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合50%)

最終更新 : Thu Sep 20 07:44:14 JST 2012