C0550800

卒業研究

Graduation Thesis

開講部

工学部一部

開講学科

材料工学科

開講学年

4年次

開講時期

通年

単位数

4

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

卒研
材料工学科全教員

授業の概要

本科目は材料工学科最終学年における必修科目となる。従って、3年次までに修得した知識に基づき、学生自らが特定の具体的課題に対して主体的に取り組み、最終的にその成果を卒業論文にまとめる。卒業後就職を予定している学生にとっては学部4年間の集大成として、また大学院進学希望者にとっては異なる研鑚の礎として、この1年間を実りあるものにすることを期待する。
なお、卒業研究は、専任教員全員で担当し、学生は全て均等に各教員の研究室に所属し、1年間をかけて研究を行う。

達成目標

1.学部卒業前の集大成となり、指導教員から提示された研究テーマに対し、積極的に考え、取り組み、これをまとめる力を身につけることを目標とする。
2.論文作成以外にも、概要作成や卒論発表を行い、企業への就職社会あるいは大学院に進学するために、広範囲な視点から自己を確立することを目標とする。

授業計画

与えられたテーマに対して、文献調査などを行うことで、その意味を考える。
与えられたテーマに関連した基礎事項を修得するとともに、研究遂行に必要な評価技法の修得を行う。
単回帰分析や重回帰分析など、データを統計的に解析し、整理する手法を学習する。
研究テーマの目標を達成するための実験計画をたて、スケジュール化を行う。
実験スケジュールにしたがい、実験を進めるとともに、指導教員と相談しながら、与えられたテーマに対して有効な結果が得られるように努力する。
中間結果をまとめ、いままでに明らかになった点、また研究テーマを完遂するために必要な事項をまとめる。
まとめた結果を、レジメとして1枚にまとめるとともに、パワーポイントの図面10枚程度にまとめて、中間発表を行い、各教員の指導を受ける。
中間発表での議論を通して、今後必要な事項をまとめるとともに実験を遂行する。
実験結果をまとめるとともに、その内容に関する考察を指導教員の指導のもとに行う。
考察を強固にするために必要な追加実験等があれば、それを実施する。
与えられた研究テーマに関して、目的、実験方法、実験結果および考察をまとめて論文を作製する。
まとめた論文をもとにして、パワーポイントの図面12枚程度に全体をまとめ、卒業論文発表を行う。

評価方法と基準

1.卒論中間概要提出、2.卒論中間発表、3.卒論概要提出、4.卒論提出、5.卒論発表会を全て行い、全教員による審査を受け評価する

教科書・参考書

各担当教員から個別に指示

履修前の準備

3年次までの学科専門科目を十分理解し、知識を習得しておく
なお、卒業研究には、着手条件(専門必修16単位以上、総取得単位数100単位以上)があるため、十分注意すること

学習・教育目標との対応

(J) 卒業後も自立的、継続的に研究者、技術者として発展できる基盤を確立する。また、自分の行動、成果を論理的に記述、発表し、国内外の社会に対する説明責任を担える能力を磨く。

オフィスアワー

卒業研究は各研究室で行うため、いつでも研究室にて指導教員の対応が可能である。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Tue Feb 12 10:34:04 JST 2008