D0251100

触媒化学

Catalytic Chemistry

開講部

工学部

開講学科

応用化学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
准教授永直文この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

工業的に合成された高分子は、使用目的に応じて各種成形物、フィルム、繊維などに加工され、さまざまな分野で使用されている。高分子材料を実際に扱うためには、各高分子材料の特性だけでなく、加工のための基本的な原理を理解しておく必要がある。本講義では、主な高分子材料の製造、加工法とその特性や用途について概説し、高分子の材料化技術の基本的知識を習得する。

達成目標

1.高分子材料の種類と特性について理解する。(授業計画の1に対応)
2.高分子の工業的製造法、加工について理解する。(授業計画の2〜7に対応)
3.高性能高分子について理解する。(授業計画の8〜10に対応)
4.機能性高分子について理解する。(授業計画の11〜14に対応)

授業計画

1.高分子材料の種類と特性
・熱可塑性樹脂,熱硬化性樹脂
2.高分子の製造プロセス
3.高分子の加工(1)
プラスチックの成形加工
4.高分子の加工(2)
・繊維の紡糸と加工
5.高分子の加工(3)
・エラストマーの加工
6.高分子の複合化
7.高分子材料の試験法
8.高性能高分子材料(1)
・エンジニアリングプラスチック
9.高性能高分子材料(2)
・耐熱・難燃性高分子材料
10.高性能高分子材料(3)
・高強度・高弾性率高分子材料
11.機能性高分子材料(1)
・塗料用高分子、接着剤
12.機能性高分子材料(2)
・分離材料(分離膜、イオン交換樹脂(膜))
13.機能性高分子材料(3)
・電気・電子・光学機能材料
14.機能性高分子材料(4)
・医療用高分子材料、生分解性高分子
15.期末試験

評価方法と基準

達成目標は期末試験により評価する。科目の合否は、期末試験の総合得点率が60%以上を合格とする。尚、毎回の講義の中で、前回の講義の練習問題を実施する(出席を兼ねる)。2/3以上の出席をもって、期末試験の受験を認める。

教科書・参考書

新高分子化学序論(化学同人、東村他著)

履修前の準備

高分子合成化学、高分子物性を履修しておくことが望ましい。

学習・教育目標との対応

1.(B)無機化学,有機化学,物理化学,分析化学,生物化学,化学工学,高分子化学,材料化学等の応用化学の基礎知識と,その応用能力.

オフィスアワー

研究室在室中はいつでもどうぞ。

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合10%)

最終更新 : Thu Sep 20 07:44:38 JST 2012